仕事の意義

3月17日(木)

この度の東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになられた皆様に哀悼の意を表しますとともに、被災された方々、ご家族、関係者の皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。

平成23年3月11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震は、数々の大震災を経験し、来るべき次の震災に備え覚悟をしていた私たち日本人の想像をはるかに超える規模のものでした。
地震当時、当社の社員は一名を除き事務所内におりました。
いつもは「揺れてるね」ぐらいでやり過ごすのですが、今回の地震はさすがに身の危険を感じ、全員外へ出ました。そして、電信柱や街路樹がぐらんぐらん揺れているのを見ながら、ただならぬ事態を察し、足がガクガク震えました。
その後の惨状は既報の通りで、まさに未曽有の、日本にとっては最悪の事態となりました。
連日の報道の中で私が一番心を揺さぶられたのは、「夫も、娘も、息子も、家族が誰もいなくなってしまった。私は一人になってしまうぅぅ」と泣き崩れる、私と同年代の女性の姿でした。
家族も家も仕事も、すべてを失い、彼女はこの後どのように生きていくのでしょう。
人間の当たり前の日常の幸せを奪い、何万人もの不幸な人間を一瞬にして生み出す、天災というものの怖さが改めて身に刻みこまれる思いでした。

この大地震では、福島県の原子力発電所が被災し、我が国の原子力事業はじまって以来の惨事が続いています。
その後の報道も地震そのものよりも原発事故に関する内容一色ですが、その中で、とあるキャスターの「今も命をかけて作業を続ける方がいます」という言葉が心に残りました。
そして、WEBでこのような記事を見つけ、読んで涙が止まりませんでした。

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前略・・・・・・12日午後、高圧になった1号機の格納容器内の蒸気を逃がすための弁が開放された。格納容器に亀裂が入る最悪の事態はまぬがれた。その弁を開ける作業にあたった男性は、100ミリ・シーベルト以上の放射線を浴び、吐き気やだるさを訴えて病院へ搬送された。もともと、この作業では、大量の放射線を浴びる危険があった。このため、1号機の構造に詳しいベテラン社員である当直長が作業を担当。「タイベック」と呼ばれる特殊な全身つなぎ服とマスクを身につけ、手早く弁を開けたが、10分超で一般人が1年に浴びてもいい放射線量の100倍にあたる放射線を浴びた・・・・・・後略
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福島第1原発の事故で、情報提供の遅れなど東京電力の対応に批判が集まる一方、最悪の事態を避けるため、危険を顧みず作業に当たる同社や協力会社の社員もいる。地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、定年を半年後に控えながら、志願して応援のため福島へ向かった。会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応じた。
 男性は13日、「今の対応で原発の未来が変わる。使命感を持って行きたい」と家族に告げ、志願したことを明かした。話を聞いた娘は、家ではあまり話さず、頼りなく感じることもある父を誇りに思い、涙が出そうになったという。東京電力側の受け入れ体制が整った15日朝、男性は自宅をたった。特別なことにしたくないと考えた娘は見送りはせず、普段通りに出勤した・・・・・・後略
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今回の地震以降、私は「仕事の意義」というものを今さらながらに考えております。
私はゲーム業界に就職した28年前から、ゲームが社会に貢献する意義を信じ、誇りをもって仕事にあたって参りました。
そしてこれからも私にはこの仕事しかありませんし、国全体が悲観の涙にくれる中、少しでも多くのお客様に笑顔を取り戻し、幸せになっていただくために、私の立場でできることで貢献して参りたいと考えております。
当社の事業が社会を照らす明かりの一つとなれるよう、社員一同鋭意努力して参りますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
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プロフィール

株式会社フロック高倉章子

株式会社フロック高倉章子
新卒でゲーム業界に飛び込み早や35年目、日本のゲームセンターの歴史とともに歩んできた仕事人生でした。世界中のゲームに携わるお仕事をされている方たちが、笑顔になれるお手伝いをさせていただきたいです♪

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