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お遍路さん始めました

 今週はじめ、初めて四国の地に足を踏み入れさせていただきました。
 松山の友人からご招待いただいたのですが、何かに呼ばれているような気持ちになって、どうしても行ってみたくなったのです。
 最初に日本に現存する12の天守のうちの一つ、松山城にお邪魔させていただきました。天守閣から松山市内を見渡す景色は壮観で、このお城にはかつてどのような生活があり、城主の加藤嘉明公はどんな気持ちでこの場所に立っておられたのかなど思いをはせるうちに、お城の気が私に満ちてくるようで、この地に歓迎されていることを実感しました。
 また、今秋より長期間の改修工事が予定されている、120年の歴史を誇る道後温泉のお湯はなめらかで、身体が芯から温まり、温泉が持つパワーを存分にいただいた気がしました。

 翌日は、シグマの真鍋社長の故郷、今治市まで足を伸ばしてみることにしました。
 社長のご出身は愛媛県越智郡清水村(現在の今治市)とお聞きしていました。
 たぶんご生家近くと思われる岩清水八幡宮に参詣し、すぐそばの栄福寺さんにお参りしたら、自然に納経帳を手にとっていて、図らずも、かねてよりいつかはと願っていた、八十八か所めぐりをスタートさせてしまいました。
 今回は、今治の栄福寺さん、仙遊寺さん、松山の石手寺さんの3カ所を回り、残り85カ所です。

 お遍路は同行二人(どうぎょうににん、一人ではなく弘法大師様がいつも寄り添って歩いて下さる)という言葉の意味ぐらいは知っていましたが、参拝の作法も何も知らず、お寺さんでご朱印帳をお渡ししたら、ほかの方が一回り大きい帳面を出されていて、お聞きして初めて八十八か所専用の「納経帳」というものがあることを知った次第です。 
 
 お寺さんとお寺さんの間が場所によっては何十キロも離れていて、踏破には最低でも1カ月以上かかるとお聞きし、歩き遍路は無理だと分かりましたので、とりあえずは車で一巡し、いつか歩いて順打ち(最初の札所から番号順に四国を時計まわりに巡拝すること)をしたいと思います。
 何年かかるか分かりませんが、必ず成し遂げるつもりです。

 東京やほかの地域とは明らかに雰囲気が違う霊場としてのお寺さんを回ってみて、信仰がいかに人々の心のよりどころになるのか、自分の気持ちの変化からだけでも分かったような気がして、今回来させていただいたのは、やはりどなたかのお導きだったのではないかと思っております。
 また、お接待文化が根付いた松山の方たちの温かいおもてなしの心に触れて、温暖な瀬戸内の海や山の恵みをいただいて、疲れ切っていた心身が思い切りリフレッシュされたとともに、すっかり四国にはまってしまいました。
 この度お世話になりました皆様には、この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

 ちなみに、本年9月に開催されるAOU全国大会は愛媛県で、松山市内だけでも5か所、県内全域では26カ所の霊場があります。
 もしご一緒されたいと思われる方がいらっしゃいましたら、いつでも同行歓迎致します!


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ゲームセンターを元気にするために

 トヨタ自動車は6日、同社が単独で保有している燃料電池関連のすべての特許約5680件を無償で提供すると発表しました
 特許を無料で使えるようにすることで、燃料電池車の生産や燃料となる水素のステーション整備を後押しし、燃料電池車の普及を加速させる狙いとのことです。

 このニュースを聞いて、思うところがありました。
 昨年末に開催したメダルについての勉強会で、メダルのヘビーユーザーの方をお招きし、「これからのメダルのあり方、将来について」という内容でお話をいただいたのですが、その中の一つに「キャビネットを共有化して、誰もが気軽に開発に参入できるプラットホームがあれば」とのご意見があったのです。

 メダルの開発は年々タイトル数が減少し、バリエーションや選択肢がなくなっていることもメダル衰退の一つの理由と考えられます。
 確かに開発費と購入してからの償却期間を考えると、現状では一番作りにくく売りにくく買いにくいジャンルの一つなのかも知れません。
 
 ですが、それならばなおさら同人誌やアプリのように、思い立った人が誰でも気軽に参入できるような環境を整えることが、ひいてはゲームセンター全体の活性化につながるのではないかというのがその方のご意見でした。

 大手をはじめメーカーの皆様におかれましては、この際、特許や実用新案のようなものを一斉に開放していただき、また、自社の筐体も基板もお使い下さいと、素人が自由な発想でローコストで新規参入できるお手伝いをお願いできないでしょうか。
 素人が作ったものでは、ペイアウト率等、実用品として使えるかどうか、難しいのではというご意見もあるかもしれませんが、それなら、その旨プレーヤーにお断りして、遊ぶだけでメダルの払い出しをしなければいいのです。
 アーケードであれば、そもそも遊ぶだけですから何の問題もないでしょう。
 かつて、ソビエトの科学者がエデュケーション用にと考えた『テトリス』が一世を風靡したように、意外なところからゲームセンターの未来が拓けるかも知れません。

本年も宜しくお願い申し上げます!

 新年明けましておめでとうございます。
 旧年中はブログをお読みいただきましてありがとうございました。

 年末から年始にかけて、行く先々でゲームセンターを覗かせていただきました。
 子供たちの明るい笑い声が響くSC内のゲームコーナーから、駅前立地の地元密着型店舗まで、そこにあったのはすべて笑顔でした。
 お客様の笑顔が見られる限り、ゲームセンターはまだまだ大丈夫だなと安心した次第です。

 そして、1月2日に伺った巣鴨駅前のル・モンドさんのお店には特に感動致しました。店内のいたるところに「地元のお客様を大事にします」と書かれてありましたが、確かに正月明けてまだ2日の午前中というのに、ご近所さんと思われるご年配のお客様がたくさんいらっしゃいました。
 駅前と言っても少し裏側にあり、わざわざ来なければ見つけられない立地です。

 昨年末から、メダルの衰退を何とかしようと、シグマOB有志で勉強会を開いております。
 そこで議論されたのは「シグマは何を売っていたんだろうか」ということでした。
 真鍋社長は社内向けにも対外的にもよく「我々が目指すのは究極の快適空間の提供だ」ということをおっしゃっておられました。
 そして勉強会の議論の中で「たまたま当時はメダルが大当たりしたけれど、シグマの本質というのは、時間とお金に余裕のあるお客様に居心地よく時間を過ごしていただけるノウハウが従業員に刷り込まれていて、別にメダルじゃなくても、もしかしたら物品販売でも何でも良かったんじゃないか。お客様はただこの場所に来て、そこの従業員と会って過ごす時間が快適だからメダルにお金を投じてくれていたんじゃないか」という話まで出て来て、私もハッとさせられるようでした。

 ル・モンドさんには特別新しいゲーム機などなく、むしろアンティークというぐらいの機械の方が多かったですが、経営者と従業員の方々がどのようなお店作りをされたいと思っていらっしゃるのかが手に取るように伝わってきて、お客様も皆さん、楽しそうに居心地よさそうに遊んでおられました。
 何とも言えない懐かしい快適空間に、ゲームセンターの黄金期にタイムスリップしたような気持ちになりました。

 本年も、私を育ててくれ、お世話になっているアミューズメント業界に少しでもご恩返しできるように努力致します。
 倍旧のご厚誼のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。


プロフィール

株式会社フロック高倉章子

株式会社フロック高倉章子
新卒でゲーム業界に飛び込み早や35年超、日本のゲームセンターの歴史とともに歩んできた仕事人生でした。世界中のゲーマーとゲームに携わるお仕事をされている方たちが、笑顔になれるお手伝いをさせていただきたいです♪

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