ゲームセンター営業時間の規制緩和について
昨日はゲームセンター業界の団体の総会ならびに懇親会がありました。
年々会員数が減少し、出席者も少なくなってきて寂しいですが、日ごろお会いできないオペレーターさんなどと情報交換させていただき、大変有意義な時間をもつことができました。
その中で、ご来賓の方がご挨拶された内容をご紹介させていただきます。
①風営法8号営業について
東京都昨年度のゲームセンター許可店舗数は約560店
小規模の個人店の廃業が目立ち、大規模化が進んでいる。
②ゲームセンター店舗内での犯罪は1,150件
内訳は、置引き約400件、すり約200件、暴行傷害約50件、遊びに夢中になり、荷物の盗難に気付かないケースが多い
③東京都内の青少年の補導総数は45,800人
うち、ゲームセンター内での補導は4,400人(9.6%)
内容は、立入禁止時間内の立入950人、喫煙ならびに深夜徘徊が450人
より一層、明るい安全な環境作りが求められている
④ゲームセンターに関連する行政処分
・クレーン型ゲーム機の違反(二次交換、高額な商品の提供など)
・営業時間外営業違反
・店舗内につい立などを置き、店内の見通しを妨げる構造物禁止違反
青少年補導総数のうち、ゲームセンター内での補導が約10%とのことで、数字だけ聞くと多いように感じますが、実際一番多い内容は立入禁止時間の立入で、これは業界が一貫して求めている規制緩和が実施されれば、そもそも補導の対象にならないことになります。
現在東京都では16歳未満18時以降、18歳未満22時以降は保護者同伴でもゲームセンターへの立入が禁止されており、たとえば、休日ご家族でショッピングセンターに行き、買い物をしてフードコートで食事をして、19時頃軽くゲームコーナーで遊んで帰ろうかと言っても、16歳未満のお子さんがいらっしゃれば、立ち入りをお断りしなければなりません。もちろん繁華街の店舗についても同様で、ゲームセンターを営業する上でもお客様と一番トラブルになるのがこの件に関する対応なのです。
業界団体AOUの長年の熱心な取り組みもあって、現在多くのゲームセンターのスタッフは「青少年指導員」の資格を有しています。
午後6時以降もしくは8時以降、16歳未満もしくは18歳未満の青少年が、ゲームセンターを追い出されて行くあてもなく街中をうろうろするよりは、青少年指導員がいて、しっかり管理されたゲームセンターの店内にいた方がよほど健全な気がします。
また、私がゲーム業界に入った昭和の時代は、ゲームセンターは24時間営業していました。昭和60年に改正風俗営業法が施行され、営業時間が24時まで(一部地域は25時まで)になったのです。ですが、今の社会情勢から考えれば、街の防犯の観点からも、コンビニのように24時間開いている店があるというのは、近隣の住民の方にとってむしろ安心のような気がするのですが・・・
ミュージシャンの坂本龍一さんらの呼び掛けにより、ダンスホール(クラブ、ディスコなど)を風営法の枠から外す議論が本格的になりました。
賛同する国会議員も多く、実際に法改正のテーブルに乗りつつあるとのことです。
ゲームセンター営業者が力を合わせて一層の健全営業化を図っていくのは当然のことですが、この機に乗じて、是非ゲームセンターも規制緩和の道に進んで欲しいと願ってやみません。
年々会員数が減少し、出席者も少なくなってきて寂しいですが、日ごろお会いできないオペレーターさんなどと情報交換させていただき、大変有意義な時間をもつことができました。
その中で、ご来賓の方がご挨拶された内容をご紹介させていただきます。
①風営法8号営業について
東京都昨年度のゲームセンター許可店舗数は約560店
小規模の個人店の廃業が目立ち、大規模化が進んでいる。
②ゲームセンター店舗内での犯罪は1,150件
内訳は、置引き約400件、すり約200件、暴行傷害約50件、遊びに夢中になり、荷物の盗難に気付かないケースが多い
③東京都内の青少年の補導総数は45,800人
うち、ゲームセンター内での補導は4,400人(9.6%)
内容は、立入禁止時間内の立入950人、喫煙ならびに深夜徘徊が450人
より一層、明るい安全な環境作りが求められている
④ゲームセンターに関連する行政処分
・クレーン型ゲーム機の違反(二次交換、高額な商品の提供など)
・営業時間外営業違反
・店舗内につい立などを置き、店内の見通しを妨げる構造物禁止違反
青少年補導総数のうち、ゲームセンター内での補導が約10%とのことで、数字だけ聞くと多いように感じますが、実際一番多い内容は立入禁止時間の立入で、これは業界が一貫して求めている規制緩和が実施されれば、そもそも補導の対象にならないことになります。
現在東京都では16歳未満18時以降、18歳未満22時以降は保護者同伴でもゲームセンターへの立入が禁止されており、たとえば、休日ご家族でショッピングセンターに行き、買い物をしてフードコートで食事をして、19時頃軽くゲームコーナーで遊んで帰ろうかと言っても、16歳未満のお子さんがいらっしゃれば、立ち入りをお断りしなければなりません。もちろん繁華街の店舗についても同様で、ゲームセンターを営業する上でもお客様と一番トラブルになるのがこの件に関する対応なのです。
業界団体AOUの長年の熱心な取り組みもあって、現在多くのゲームセンターのスタッフは「青少年指導員」の資格を有しています。
午後6時以降もしくは8時以降、16歳未満もしくは18歳未満の青少年が、ゲームセンターを追い出されて行くあてもなく街中をうろうろするよりは、青少年指導員がいて、しっかり管理されたゲームセンターの店内にいた方がよほど健全な気がします。
また、私がゲーム業界に入った昭和の時代は、ゲームセンターは24時間営業していました。昭和60年に改正風俗営業法が施行され、営業時間が24時まで(一部地域は25時まで)になったのです。ですが、今の社会情勢から考えれば、街の防犯の観点からも、コンビニのように24時間開いている店があるというのは、近隣の住民の方にとってむしろ安心のような気がするのですが・・・
ミュージシャンの坂本龍一さんらの呼び掛けにより、ダンスホール(クラブ、ディスコなど)を風営法の枠から外す議論が本格的になりました。
賛同する国会議員も多く、実際に法改正のテーブルに乗りつつあるとのことです。
ゲームセンター営業者が力を合わせて一層の健全営業化を図っていくのは当然のことですが、この機に乗じて、是非ゲームセンターも規制緩和の道に進んで欲しいと願ってやみません。
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