故郷がなくなるかも知れない危機

 8月16日から18日まで、秋田に帰省してきました。
 私の田舎は秋田県の北部にある大館市というところで、十和田八幡平国立公園の秋田県側の玄関口でもあります。
 私が小さい時、父が十和田湖のバス営業所に7年間単身赴任しており、父を訪ねて数十回は行ったと思いますが、今回三十数年ぶりに十和田湖を訪れ、その寂れぶりに驚いてしまいました。
 ホテルや土産物店が点々と廃墟になっていて、湖畔を歩いている人もまばらです。
 昭和40年代、遊覧船に乗るにも行列ができていたことを思うと、今昔の感があります。
 別の日に行ったマタギの里阿仁町、ハタハタで有名な八森海岸、岩館海岸も、昭和のままに時代に取り残されているような街並みで、子供を連れて思い出の地を辿りながら、タイムスリップしたような気持ちになりました。
 当ゲーム業界は今、未曾有の不況期を迎えていますが、地方経済の低迷はその比ではないことを実感しました。

 去る5月14日「日本創成会議」の人口減少問題検討分科会(座長・増田寛也元総務相)が提言した「2040年までに自治体の半分が「消滅」する」との推計が波紋を呼んでいます。
 地方から大都市圏への人口流入や少子化が止まらなければ、約1800の市区町村のうち896自治体が将来なくなってしまう、との内容です。
 東京に住んでいるとなかなか実感が湧きませんが、帰省してみると、果たして5年後、10年後に故郷はこのままの姿で残ることができるだろうかと、真剣に考えてしまいました。
 実際、大館市自体もここ数十年で近隣市町村と合併・統合を繰り返し、かろうじて名前は残っているものの、私が住んでいた頃の形ではありません。
 100年の歴史がある私の出身校大館桂高校も、数年後には市内の3校で統合されることが決まっているそうです。
 かつて栄えた大町通りがシャッター街になり、市で唯一のデパートだった正札竹村が倒産し、しかも倒産して十数年経つにもかかわらず廃墟のように放置されている姿を見ながら、できることだけでも何かしなければと、突き動かされるような気持ちで帰って来ました。

 明日から、中国広州市で開催される『広州アミューズメントマシン国際産業展(GTI ASIA CHINA EXPO 2014)』の視察に中国に行ってきます。
 また中国のアミューズメント業界の状況などご報告させていただきます。
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プロフィール

株式会社フロック高倉章子

株式会社フロック高倉章子
新卒でゲーム業界に飛び込み早や35年目、日本のゲームセンターの歴史とともに歩んできた仕事人生でした。世界中のゲームに携わるお仕事をされている方たちが、笑顔になれるお手伝いをさせていただきたいです♪

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