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GTIショーを視察して

 台北のGTIショー(http://www.gtiexpo.com.tw/)に行って来ました。GTIショーは4年前、2年前、今回と、3回目の視察ですが、以前とはショー全体の印象がまるで違っていました。
 4年前に初めて見たときは、20年前の日本のショーを見ているような、どこか懐かしい感覚にとらわれました。日本の機械が出展マシンのメインではありましたが、台湾独自の大中小様々なメーカーがあって、出展ジャンルも幅広く、業界全体のまとまりを感じてアットホームな雰囲気が居心地よくて……。
 2年前は、中国市場を意識した機械が多く出始めたものの、まだまだネットワークやモバイルとは無縁の、スタンドアローンで遊べるアーケード、カーニバル系が中心のローテクの機械が多かったように思います。
 そして今回の印象は、まず一つには、中国をはじめとするアジアで成功した会社とそれ以外の会社に大きく差がついたように感じました。数社は大変勢いを感じましたが、それ以外のメーカーは申し訳程度に細々と頑張っているような。そして大手メーカーのブースにはネットワークやモバイル通信が前提の機械が出始めました。
 台湾は国土も狭く、ゲームセンターには厳しい法規制もあり、自国での内需が見込めない以上、いかに外国へ打って出るかしか成長の道はないのですが、そこで行動を示したかどうかがメーカーとしての成否を分けたのかなと思います。
 いずれにしてもたった4年のウォッチャー歴ではありますが、日本のアミューズメント業界が20年かけて進んだ道を、わずか数年でたどったのではないかと、感慨深い思いで見てきました。

 ショー期間中は、各国から来られたお客様にご挨拶させていただきました。皆さんから商談の前には必ず今回の震災についてのお見舞いや励ましのお言葉をいただきました。そしてパーティー会場では見知らぬイタリア人の女性がわざわざ日本人のテーブルに来られて「世界中の人々が日本を、日本人を応援している。あなた達は必ず立ち直ることができる。同じアミューズメントに携わる者として、私は信じている」と、涙ながらに励まして下さり、私も思わず感激して抱き合って泣いてしまいました。

 今回出会った台湾の方々に震災の義援金のお礼を申し上げると、皆さん必ず「10年前の大災害の時に、日本からたくさんの援助をいただき、台湾人は皆大変感謝している。今度はそのお返しだから」とおっしゃいました。恥ずかしながら、10年前に台湾に大災害があったことを忘れていましたし、その時も私自身はせいぜいコンビニのレジ前の募金箱にお釣りを何度か入れただけだったと思います。今回被災された旧知の宮城県在住の方が、「この度の大震災では、人の優しさ、思いやり、コミュニティの大切さを改めて実感しました」とおっしゃっていましたが、世界全体が一つのコミュニティと思えば、私は隣人への思いやりを忘れていたように思います。もっと隣人の不幸や寂しさ、心細さに寄り添える人間にならなければ! 生きている間に気づくことができてよかった!!
 それにしても「情けは人のためならず」とは、昔の人はよく言ったものです。しみじみその言葉を噛みしめました。

 当社は節電のため、事務所蛍光灯の半分消灯、エアコンの温度高め設定を実施しております。その一環として、社員のクールビズを早めに実施させていただきます。当社の社員と商談の折りには、その点につきましてご理解いただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
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プロフィール

株式会社フロック高倉章子

株式会社フロック高倉章子
新卒でゲーム業界に飛び込み早や35年超、日本のゲームセンターの歴史とともに歩んできた仕事人生でした。世界中のゲーマーとゲームに携わるお仕事をされている方たちが、笑顔になれるお手伝いをさせていただきたいです♪

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